こんにちは、布団からなかなか出てこないので5歳に毎日起こされているねまるです。
これからまた寒さと闘う日々が続くのかぁと少し億劫に思うのと同時に、四季の移ろいがはっきりと感じられる日本での暮らしは、人間の感性を豊かにしてくれていると、子どもを育てるようになって感じるようにりました。
何気ない公園ですら子どもたちと歩くと季節の発見がたくさんあって楽しいです。
さて、冬本番になりつつありますが実家の庭になった柿が、まだ消費できずにキッチンにごろごろとしています。
特にこだわったお手入れもせず放置なので傷がちらほら。
レシピに行く前にざっくりと柿のお話してみましょう。
ざっくり柿の雑学
柿は日本のものってイメージがあったんですけど、実は世界的にも栄養価の高い果物として注目度が上がってきています。特にベジタリアンやヴィーガンの方々にも人気が高いんですよ。
英語では
【Persimmon】(siにアクセント)
と言いますが実は
【Kaki】
で通じることが多いらしいです。びっくり~。これは英語を母国語としていない国でもです。
インスタグラムで
『#Kaki』
と調べてみると、世界各国の柿料理が見れるので探してみると面白いですよ。
大学時代、アメリカ人の友達に
【Hachiya】の季節だね。
って言われたことがあって、何の話?って思ったんですけどこれも柿のことらしい!
あと【Fuyu】も!みかんのことを【Satsuma】って呼んでるって知った時のあの衝撃と同じでした。
そんな柿、ヨーロッパではイタリアやスペインの暖かい地域で栽培されています。北欧のほうでは寒いので、↑の国々からの輸入が多いそうです。
寒くて日射量の少ない北の地方では、めっちゃ保存食作ってるってことで、今回は柿を使ったジャムを作りました。もはやジャムでも作らないと腐ってしまう。
ちゃんと処理をすれば長期間保存がきくし、私はなんでもかんでもジャムとかシロップにしがちです~。おすすめ~。
材料
【柿のジャム】
材料
*柿:3個 (1個あたり100g換算)
*砂糖:75g (柿の重さの1/4)
*レモン汁:小さじ2
今回はジュクジュクまではいってない、少し硬い柿を使ったので砂糖はこの量にしました。熟れた柿なら砂糖の量をこの半分、ドロっとした柿ならさらに半分にしてもよさそうです。
今回の量だとこのような感じに。
柿は1㎝より少し大きいくらい、幼児向けのカレーの具を切るつもりで切りました。
熟れた柿ならもっと大ぶりでも構いません。
お鍋に柿と砂糖を入れて、木べらなどで馴染ませます。
10分経つとじわじわと水分が出てきました。
ここでようやく火をつけて弱火から中火でゆっくりコトコトさせてください。この工程は省いても大丈夫ですが、スタートの水分量が少なくなるので大さじ2杯ほどのお水を加えたほうがよさそうです。
10分煮ると経つとこんな感じに。
まだ水分と分かれていて、実もしっかりしたままです。このままさらに10分。
ここからは木べらで潰すようにトントンしながら(私はわりとドスドス力強く)さらに10分。
もうほぼ完成です。ここにレモン汁小さじ2を加えてください。
今日は即席でポッカレモンを使いました。
ジャム作りにはレモン汁は定番です。甘ったるい味を引き締めるほか、ペクチンのおかげでねっとりとした仕上がりに、さらに黒く変化するのを抑えてワントーン明るく果物本来の色鮮やかさが保てます!少量の酢でも代用可!覚えておいて損なし。私も酢よく使う!
今日はメイソンジャーを同時に煮沸消毒してます。
瓶が温かいうちにジャムを入れ、蓋をしっかり締めてここから10~15分ほど立てたまま弱火でさらに温めました。お湯からあげると、このタイプの蓋は冷えていくうちに真空密閉されるのでペコっと上がへこみます。
見えるかな?しっかり密閉されました。
が、今回はすぐに食べてしまうので即開けました。
開けたときにポコッと音がして、真空状態になっていたのがわかります。
ということで完成!簡単!お子さんとも気軽に作れまーす。
ねっとりと柔らかく、優しい甘みに仕上がりました。
なかなかインスタ映えしそうなルックスです。
パンに塗っても良し!クラッカーにおいても良し!ケーキの隣に添えればアクセントになってもちろん良し!
柿が余っている方ぜひ作ってみては~。