ここまで私が実際に伝えてみてどうなったか、3パターンをご紹介しました。
ここまで読んでくださった方は、どう謝罪すべきか、どのような態度をとるべきか、ほとんどお分かりいただけたと思います。詳しく解説していきましょう。
あなたが言われた立場なら
- 事実であればしっかり謝る
もし皆さんが謝らなければいけない立場になったら、顔を合わせて謝るもしくはすぐに電話で謝罪をすることをおすすめします。誠意の度合いによって、私が感じた印象はかなり違いました。③の逃げるは言語道断です。
①の方はLINEですぐに謝ってくれたあと、次に直接顔を合わせた際にも何度も何度も頭を下げてくれました。LINEの場合、既読をつけてからすぐに返信をしないと印象が悪く取られる場合もあります。謝るのであれば早ければ早いほどいいです。
- 言われた内容に誤解があったら
こういう場合もあるかと思います。謝るのは癪(しゃく)かもしれませんが、「そう思わせるようなことをしてしまってごめん」と伝えましょう。この一言があると、和解へのハードルが一気に低くなります。
今後も付き合っていかなければならない場合が多いと思いますので、まずは謝罪をしてから、正直な弁解をするのがスマートな方法です。
きちんとした対応は、お互いの今後に大きく影響する
謝られる側になって感じたことは、正直に謝るかどうかは、そのときの問題を解決するだけでなく、今後の仲にも影響するということでした。
その場だけいいわけして逃げればいい、という気持ちではなく、お互いの信頼関係を構築するためにも、無駄ないいわけはしないで、誠心誠意向き合いましょう。
ママ友はあくまでもママ友なので、自分が信頼してきた友人よりも大切にしなくてもいいと思うかもしれません。しかし「ママ」という立場上、好きじゃなくても付き合っていかなければならない場合が多いということを忘れてはいけません。
私のように伝えるのはかなりリスキーで、勇気の必要なことです。しかしそれを背負ってでも伝えてきたということはそれなりの覚悟のあるうえです。言われた側であれば、慎重に、角の立たない対応をしてください。
もちろんこれはあなたがママ友関係を続けていく必要がある、と感じているときです。もし無理に続ける必要がないと割り切れる相手であれば、ここでさっぱりなくしてしまってもいいのかもしれません。③のママとは関係が切れてすっきりしているというのも事実です。
伝える側も、伝えられた側も、これをきっかけに今一度関係を見直すチャンスだと思ってください。関係を続けていきたいという思いがあるのであれば、伝え方に熱意を込めましょう。誠意があれば気持ちは伝わるし、誤解も解けますよ。頑張ってください。