ママ友付き合いをしていくなかで、なんだかモヤモヤとした気持ちを抱えた経験、皆さんもあるのではないでしょうか。最初は我慢していたけどだんだんと耐えられなくなってきて、自分の意見をはっきり相手に伝えるか、フェードアウトできるタイミングをうかがうか、それともやっぱり我慢しながら関係を続けるか、悩むところですね。
今回は「はっきり言いたい!」と思っている方へ、伝える前に知っておくべきことと、私が言ってみてどうなったか3パターンをご紹介します。
個人的には「言ってよかった」というのが正直な感想ですが、全ての方にこれを勧めるわけではありませんので、まずは行動に移す前に読んでいただきたいと思います。
なぜ伝えることをためらってしまうのか
ママ友付き合いは当人たちだけの問題だけではないからです。子どもたちの関係にまで影響を及ぼす可能性がある、というのがはっきり伝えることができない一番の理由です。だから少々嫌なことがあっても、子どものためを思って関係を悪化させない保守的な行動を強いられてしまうんですね。
そもそも普通の人とママ友関係を築いていれば問題がないのですが、付き合っていくうちに相手の本性が見えてきて嫌になった、保護者会やPTCA(PTA)で仕方なく距離を縮めなければならなかった、という場合もあります。距離を詰めてしまった以上、「最初から仲良くならなければよかった」という意見はいらないのです。私たちに必要なのはその対処法です。
私の実体験を交えながら、はっきり伝えるときに気を付ける点をご紹介したいと思います。また、はっきり言われてしまった方がどうすべきかにも触れていきます。
行動に移す前に考えること
- 関係が終わる可能性
思いを伝えるのはとても勇気のいることですが、言われた側も必ずショックを受けます。直接言ってしまうことで関係にヒビが入る場合や、相手の理解が得られなければケンカに発展する可能性だってあり得ます。そういう結果になるのが心配ならば、言わないほうがよさそうです。
- 周りのママに言いふらされる可能性
少し問題ごとが起きると、それをまた面白おかしく話題にする人間もいます。下記でも説明する「口の軽いママ」のような人が相手だと、のちに言いふらされて自分の立場が悪くなる可能性もあります。私は自分の伝えたことは誰が見ても正当な意見だと胸を張れる案件だったし、たとえ話が誇張しされて他のママに伝えられてもそれは間違いだとはっきり否定する覚悟を決めました。
- 自分に非はなかったか
少しでも自分にも悪いところがあったと思うなら、伝えるのはやめておいたほうがよいでしょう。相手から不満が出て問題が悪化する可能性がありますし、相手から不満が返ってこなかったとしても「本当は私が伝えたことに対して、不満があるんじゃないか」と自分自身が疑心暗鬼に陥ってしまうからです。あとからご紹介する3つのケースでは明らかに私に非はなかったので、堂々とすることができました。行動に移す前に、まずは自分の行動を省みてみましょう。
- ケンカ腰にならない、言い方に気を付ける
たとえ腹が立っていても、冷静に言葉を選んで伝えましょう。怒りに任せて伝えてしまうと、自分が嫌に思っている内容よりも「怒っている」ということに焦点が当てられてしまうので、言いたいことが伝わりにくくなります。もし苛立っているのなら少し間を空けて、頭の中を整理してから伝えるようにしましょう。
言ったらこうなった!3パターン
それでは私が実際に言ってどうなったか、詳しくご紹介していきます。三者三様のパターンでしたが、彼女たちの対応の仕方によって、私受けた印象やそれぞれへの対応もガラリと違います。