人生構築 アルティメットねまりずむ

私自身と生活を良くするためにやめた4つのこと。

周りの人がどうこうというより、自分自身の心がけを変えたお話です。

ちょっと頑張りたい、素敵な人になれるように背伸びしたいという方向けだと思います。

意識して生活してみると、自分も変わるし、周りもだんだんといい方向に変わっていくって思いました。

愚痴を少なくした

悩みがあるとついつい愚痴っぽくなりがちですが、私はそれをまずやめてみました。

「愚痴るなってこと?そんなの無理」って思う方はしなくて構いません。愚痴り続けていただいて結構です。

ただ、私はこれを意識したことでかなり成長できたと感じています。

何から何まで不平不満を言い続けていた私を振り返って、少し精神が幼かったと反省しています。愚痴らなかった私の方が周りからも信頼されていると感じるし、何より自分自身が愚痴らない自分の方が好きだと素直に思えます。

先日、スピードワゴンの小沢さんが素晴らしいことをおっしゃっていました。

「何を言うかが知性、何を言わないかが品性」

私は、前者には気を付けていたけど、後者は全くと言っていいほど考えたことがありませんでした。

品のひの字もなかった。

語りすぎる人間よりも、ここぞというときに大事な話をする人間のほうがかっこいい。

もちろん、自分自身が大爆発しそうなときには誰かに話したってかまいません。「何から何まで」を話す必要はないということです。

愚痴るのではなく、もし自分の中で消化できそうなときは、言葉に出さずに秘めておくといいかもしれません。

うまく自分の中で消化できると、次もまた消化できるという自信にもなります。

これの繰り返しでだんだんと自分の格を高めていけます。

「自分ばっかり」と思うのをやめた

やたら仕事を任されることの多い人生だったと感じています。子どもの頃からそうでした。

「ねまるちゃんこれやって」「はーい」と疑問を持たずに生きていました。が、中学生くらいになって損得勘定が芽生えてくると「頑張っているのは私だけじゃないか」と思うようになりました。

「あのときも、このときも、いつも私が一番頑張っている」

「〇〇さんは何もやってないじゃない。なんで私だけ。他の人ももっと頑張るべき」

と思うようになった。

そう思い始めるとどうなったか。頑張らない人と同じペースに合わせるようになりました。

依頼するものは全てすぐこなしていたのに、早くこなすと次がくるとわかったら、ペースの遅い人と歩調を合わせるようになりました。

また、周りには「もっと早くやれ。もっと多くこなせ」と苛立ちが募るようにもなった。

総じていいことなんてありませんでした。苛立つのも疲れるし、周りのゆっくりに合わせるのもそれはそれで大変だった。

だから私はこう考えるようになりました。

「頼まれるのは信頼の証。周りは私に期待してくれているし、こなせる自分は価値がある」

自分で自分を評価して、陶酔してみることにしたのです。何かこなせば「よく頑張った!」と自分を褒め、周りがやるかやらないかは見ないことにしました。

結局そのほうが、周りとの関係もうまくいくし、スムーズに事は進みました。

頑張りを他人と比較したって意味はない。頑張るかどうかは自分の問題で、他人は関係ない。

仕事でもそうだし、保護者会などでもそう。他人の仕事量と比べるのではなくて、自分が何を成し遂げたいかにフォーカスするように。

また私は、これを夫婦の家事育児問題にも重ねています。負担の度合いを比べると圧倒的に私が多いはずなのに、苦ではないんです。家庭が明るく楽しく回るのも、縁の下の力持ちな私のおかげだと陶酔しています!

悩み日記をやめた

これはなんでも根に持つタイプの私の癖だったのですが、社会人になってセクハラ・パワハラに悩んでいたときに「いつか会社を訴えてやろう」と思って、会社で被害に遭ったことをつらつらと細かく日記に書き留めていました(笑)

書いていたのは「嫌なこと」だけ。いいことなんて1つも書いていませんでした。(実際にいいところなんて1つもない会社だったけど)

するとどうなったか。

毎日仕事をしていても、その日記を充実させるためにつねに嫌なことがないかを探すようになりました。忘れないように常に頭の中に留め続け、家に帰ったら日記に記す。

たまに読み返して会社への反骨精神を温めているつもりでしたが、それは私の中の怒りを増幅させるだけで、いいことなんてなかったんですよね。

これをやめると、いちいち嫌なことなんて覚えていなくなったし、読み返さなければ少々嫌なことだったら忘れました。

むしろこれを教訓に、結婚してからは「いいこと日記」を書くようにしています。

日々の生活のこと、子どもたちの成長、旦那から言われて嬉しかったこと、と自分にとって心が明るくなることだけを。すると不思議に毎日の気持ちも明るくなるんですよね。

夫のあら捜しをする嫁よりも、夫のいいところをいつまでも忘れない嫁、どっちになりたいかなと自分に問いかけたら、やっぱり後者でした。私はこれからも「いいこと日記」は続けたいと思っています。

薄い関係の知人のSNS見るのをやめた

深い仲の人ならいいんです。親友の投稿なら心から「いいね!」って思えるんです。

でも、距離のあるママ友だったり、かつてクラスの違った同級生だったり、そういう人のSNSを覗いていると、自分の中で「嫉妬心」が芽生えていることに気が付きました。

「子どもの写真ばっかりあげて暇なんだろうな」

「また物買ったアピールか」

なんて思ってしまって!!これが親友の投稿だったら

「すごい成長してる!かわいい!もっとあげてほしい!」

「こんなおしゃれな物買ったんだ~!」

って思えるんです(-_-)

投稿内容は同じでも、相手によって自分の反応の違いに差があって、それに気が付くと自分のことがひどく醜く思えてしまいました。

そう思わないようにしようと努めましたが、ちょっと簡単にはできなかった。

自分の中でのコンプレックスをなくしたり、それを何かで埋めたり、克服したり、自分に自信が持てるまでは、やっぱり嫉妬心はなくならない。

だから私は「自分に自信が持てるようになるまで」、一旦SNSを離れることにしました。

もちろん見なければ他人と自分を比較しないのでとても楽になりました。あの汚い嫉妬心を抱く私は出てこなくなりました。心穏やかな生活を送れるようになりました。

でも、そのママ友や同級生のことも嫌いなわけではないので、いつかまた開きたいとは思っています。

その「いつか」が「自分に自信が持てるようになったとき」だと割り切ってます。

私は「今の生活は心を充実させる時間」と考えています。本当に心から「充実している。自分にも自信がついた」と思えるようになるまで、SNSとはさようならします。

未熟な私が少し成長出来たらまた復活したいなぁ。

皆さんももしSNSで自分が醜くなっている、疲れていると感じたら、無理に見なくてもいいと思います。完全にやめるのが難しければ、頻度を少なくするだけでも構いません。

一旦スマホを置いて、目の前にあることと自分自身に時間を費やすようにすると、日常が少し輝いて見えるようになりますよ。